書写・書道教育推進協議会
水書指導研修会

小・中・高等学校における書写・書道教育の充実を! 

学校教育において、小・中学校国語科書写、高等学校芸術科書道の授業が確実に、充実した内容で実施されることを願い、全国的な2つの書道団体、4つの書写・書道教育団体が団結し、 「書写・書道教育推進協議会」 を設立しました。

 
2024/03/14
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2019/04/10
2019年度水書指導研修会 開催申込を受け付けます。


2018/05/22
2018年度水書指導研修会 4会場の案内を載せました。


2017/10/13
ホームページをリニューアルしました。


 

設立日=2014(平成26)年4月1日
【構成団体】
 公益社団法人 全日本書道連盟
 公益財団法人 全国書美術振興会
 全日本書写書道教育研究会
 全日本高等学校書道教育研究会
 全国大学書写書道教育学会
 全国大学書道学会
【賛同団体】
 一般財団法人 毎日書道会
 読売書法会
 産経国際書会
 公益社団法人 日本書芸院
 全日本書文化振興連盟
 全国書道高等学校協議会
 
◎組織の目的
小・中学校の国語科書写教育ならびに高等学校の芸術科書道教育のさらなる充実を目指し、もって日本の伝統文化の普及、発展に寄与すること。
 
◎役員一覧 2019(平成31)年4月1日現在
【特別顧問】
 朝比奈豊 毎日新聞社代表取締役会長、毎日書道会理事長
 老川祥一 読売新聞グループ本社取締役最高顧問兼主筆代理、読売書法会会長
 飯塚浩彦 産経新聞社代表取締役社長、産経国際書会会長
 佐藤雄二郎 ㈱共同通信社代表取締役社長
【顧 問】
 出口利定 日本教育大学協会会長、東京学芸大学学長
 岸田宏司 和洋女子大学学長
 
【会 長】
 田中壮一郎 公益財団法人全国書美術振興会会長
【副会長】
 星   弘道 公益社団法人全日本書道連盟理事長
 髙木聖雨 公益財団法人全国書美術振興会理事長
 
 
 
【実務委員】
 加藤東陽
 石飛博光  田中節山  長野竹軒(以上、全日本書道連盟)
 有岡シュン崖  高木厚人(以上、全国書美術振興会)     シュンは、夋の右に阝
 加藤泰弘  髙島一広(以上、全日本書写書道教育研究会)
 吉木佳尋(全日本高等学校書道教育研究会)
 青山浩之(全国大学書写書道教育学会)
 杉山勇人(全国大学書道学会)
 横山煌平  岩永栖邨(以上、日本書芸院)
 事務局   坂本敏史(全国書美術振興会)  飯田善一(全日本書道連盟)
 
【事務局】
 〒101-0044
 東京都千代田区鍛冶町2-4-8 公益社団法人全日本書道連盟 内
 電話 03-5294-1371
 FAX 03-5294-1372
 mail zsr@shoren.jp   (お問い合わせは事務局までお願いします)
 
書写・書道教育推進協議会 概要
書写・書道教育推進協議会 組織図

これまでの活動記録

2017(平成29)年3月、小・中学校の次期学習指導要領が公示されました。
この改訂に向け2013(平成25)年5月、6団体連名で書写・書道教育の充実を求める要望を作成し、文部科学大臣に提出いたしました。
これが「書写・書道教育推進協議会」の設立につながり、今日に至っております。
(文中の役職・肩書は当時のもの)

 2013(平成25)年6月 文科大臣・中教審会長へ提出

書写・書道教育の充実を願い、「書写・書道教育に関する要望書」を作成しました。
これは、次期学習指導要領改定時に検討案件として上ることを目的とし、2013(平成25)年6月、下村博文文部科学大臣を訪問、要望書を手渡しました。

 


大臣は自らのご経験を踏まえて書字文化の重要性に理解を示され、グローバル化を進める一方で日本人のアイデンティティの確立が重要であり、書の果たす役割は大きいと述べられました。

同じ要望書を中央教育審議会会長にも提出、また青柳正規文化庁長官にはご理解、ご協力をお願いしました。

 
 
 
 

 2015(平成27)年2月には第2弾を提出

文部科学大臣ほかへ提出した要望書について、より具体的な内容を記しました。
これは2015(平成27)年2月、小松親次郎文部科学省初等中等教育局長、合田哲雄初等中等教育局教育課程課長に対し、提出しました。

 
 
2013(平成25)年6月 

文部科学大臣、中央教育審議会会長へ提出
 
2015(平成27)年2月 
文部科学省初等中等教育局長、教育課程課長へ提出
 
 
これら提出した要望が、「書写・書道教育推進協議会」の活動の根幹となっております。

 2014(平成26)年9月 文科大臣へ94万筆超の賛同署名を提出

 
 2014(平成26)年4月~8月、「書写・書道教育充実のための署名」活動を実施しました。
前年に提出した要望書の内容に広く賛同が得られ、日本全国から944,483筆の署名が集まりました。

ご協力いただいた署名は9月24日、下村博文文部科学大臣にすべて(段ボール13箱分)を提出しました。
下村大臣は、「要望書の内容に90万人を超える賛同の署名が集まったことは、重く受け止める」と述べられました。
提出の際、荒船会長、津金・樽本両副会長はじめ推進協議会から訪問したほか、要望趣旨に賛同くださっている「書道国会議員連盟」の河村建夫会長(衆議院議員、元文部科学大臣)、関芳弘事務局長(衆議院議員)も同席くださいました。

署名簿を大臣に手渡す


取りまとめた署名

 「なぜ要望するのか」調査研究の結果4件を文部科学省へ提出

 「次期学習指導要領に取り入れてほしい」と最も強く要望したのは、「小学校1・2年生国語科の中に『書写』の時間を明示し、毛筆(軟筆)を使用した授業を実施してほしい」ことです。
1968(昭和43)年、毛筆を含めた「書写」の時間が、小学校3年生以上の「国語科」の中に位置づけられました。
学習指導要領では、「毛筆は硬筆の基礎を養うものであり、毛筆での学習を硬筆につなげること」となっております。
ところが、学校教育で文字を習い始める1年生、2年生では「硬筆の基礎を養う道具」を用いず、硬筆だけで習うのです。

書写・書道教育推進協議会では、小学校1年生からの毛筆(軟筆)使用を要望してまいりました。

2014(平成26)年以後、全国約30校の小学校1・2年生の書写において、毛筆や水書き筆を用いた研究授業を実施するなど、調査研究を行ってきました。
これら報告書はすべて文部科学省へ提出、毛筆(軟筆)を早くから取り入れる効果を訴え続けてまいりました。 

 
 
 
 
2015(平成27)年3月
全日本書写書道教育研究会特別研究委員会小学校部会 編
 
2015(平成27)年11月 
全日本書写書道教育研究会特別研究委員会中学校部会 編
 
2015(平成27)年12月 
全国大学書写書道教育学会 編
 
2017(平成29)年3月 

「小学校教員免許に対応する書写の授業実施状況調査」
全日本書写書道教育研究会特別研究委員会大学部会 編

これからの活動 -書写・書道教育 充実のために-
2018(平成30)年から、「水書指導研修会」を日本全国で開催します!

 

◎次期学習指導要領(2017年3月31日告示)から
 「小学校1、2学年において適切に運筆する能力の向上につながるよう指導を工夫すること」

 

◎次期学習指導要領解説(2017年6月21日告示)から

 「水書用筆等を使用した運筆指導を取り入れる」
 「我が国の伝統文化である書き初めに取り組むことなどを通して、書写の能力が生活の中の様々な行事に生きていることを実感することも
  大切である」(小学校、中学校共に記述有)
 
2020年度から適用される小・中学校の学習指導要領で、国語科書写の部分においてははじめて「小学校1、2学年」「水書用筆等」の文言が加えられ、新たな書写教育が実施されようとしています。
 
書写・書道教育推進協議会では、書写・書道教育の確実な実施を訴えてきました。
指導要領の文面がよりよくなっても、確実に実施されなければ意味がありません。
そこで2018(平成30)年から5年間を予定とし、小学校教職員を主な対象とした「指導者研修会」を、日本全国で開催しております。
新たな指導方法の提案はもちろんのこと、従来実施されてきた「小学校3学年以上での毛筆教育」についても授業を確実に行っていただけるよう、研修内容に配慮します。
概要は当ホームページ上で公開してまいります。
 

2019(令和元)年「水書指導研修会」開催地募集! 

水書(すいしょ)とはどのようなものか、書写教育にどのように導入すればよいか、
多くの教職員、指導者の参考になることを願い、全国で水書指導研修会を開催します。
開催を希望する組織は、以下から内容ご確認の上、お申し込みくださるようお願いいたします。
研修会開催に関するお問い合わせはメールでお願いいたします。  zsr@shoren.jp
 
19 研修会開催 申込要項.pdf
(2018年の研修会より) 

2019(令和元)年度「水書指導研修会」受講希望の方 

開催会場が決まり次第、下に紹介してまいります。
受講を希望される方は、下から会場選択の上、お申し込みください。
研修会受講に関するお問い合わせは、別の専用アドレスまでお願いいたします。
 shoshakenshu@outlook.jp

○○県

日  時 2019(令和元)年  月  日( ) 9:30~12:30
会  場 ○○市立△△小学校
     〒   -     
受講定員 100名
共催予定 □□県教育委員会

○○県

日  時 2019(令和元)年  月  日( ) 13:30~16:00
会  場 ○○県立△△高等学校
     〒   -     
受講定員 70名
後援予定 □□県教育委員会,○○県立△△高等学校

書写・書道教育推進基金 ご協力のお願い 

「書写・書道教育推進協議会」は、書道界の立場から、教育界の立場から、今後も一丸となって書写・書道教育の充実を図るべく国民的運動を展開し、諸活動を行ってまいります。

すでに実施終了したもの、これから実施予定のものを含め、右のような活動を行っております。
①書写・書道教育充実のための署名活動
②要望内容裏付けのための研究授業実施
③アンケート等の調査活動
④調査・研究結果の取りまとめ、報告書作成
⑤書写教育講師派遣
⑥指導者研修会 開催および使用教材の作成  等
これらを長期にわたって活動し続けるためには、どうしても活動費が必要となります。
「書写・書道教育推進基金」を設置し、広く皆さまからの浄財をもってご支援、ご協力賜りたくお願い申し上げます。
協力をご検討くださる方、まずは事務局までお問い合わせください。書面でご案内申し上げます。
 
全国の書道団体や書道関係業者から、基金のご協力をいただいております。
ここにご紹介し、お礼に代えさせていただきます(順不同)。
 

書写・書道教育推進協議会
事務局

〒101-0044
東京都千代田区鍛冶町2-4-8 ヱルヘンビル4F
公益社団法人全日本書道連盟 内
03-5294-1371
03-5294-1372
zsr@shoren.jp

水書指導研修会
事業本部

〒272-8533
千葉県市川市国府台2-3-1
和洋女子大学 日本文学文化学科書道専攻 内
(問い合わせはメールでお願いいたします)

shoshakenshu@outlook.jp